- ホーム
- 11月7日は鍋の日

11月7日は鍋の日。
これは、冬の始まりとされる二十四節気の「立冬」に近いことと、
「いい(11)な(7)べ」という語呂合わせに由来しています。
北海道産天然 羅臼昆布を使った「だしの取り方」と、それを美味しく活用する「鍋レシピ」を下記にご紹介します。
和食の基本を押さえながら、家庭でも手軽に仕上げられる内容です。
だしの取り方(羅臼昆布編)
材料(だし1 L分)
-
羅臼昆布 … 約 10〜15 g(昆布の厚みやサイズにより調整)
-
水 … 1 L
手順
-
昆布の表面を軽く拭きます(乾いた清潔な布で、埃や汚れを除く)。
-
鍋に水1 Lを入れ、昆布をそのまま浸します。ゆっくりと時間をかけて浸水させると、昆布の旨味(グルタミン酸など)がよく抽出されます。
-
浸水後、弱火〜中火で加熱します。水面に小さな泡が浮いてきたら(約60〜70 °C程度で)昆布から出汁が出始めます。ここで昆布を取り出します。昆布を加熱しすぎるとえぐみや雑味が出る恐れがあります。
-
残った水をさらに中火で加熱し、沸騰直前(約90 °C前後)で火を止めます。これで昆布だしの完成です。
-
だしを使うまで待つなら、粗熱を取り、冷蔵庫で保存(1〜2日以内に使用)してください。
ポイント:羅臼昆布は「昆布の王様」と呼ばれるほど旨味が豊かで、スッキリとした味わいかつ力強さがあるとされています。
また、だしを取りすぎて沸騰させてしまうと、昆布から出る成分が変化してえぐみが出るので「沸騰直前で昆布を取り出す」ことが大事です。
美味しい出汁をつかった鍋レシピ
羅臼昆布だしを活かす「豆乳キムチ鍋」はいかがでしょうか?
寒い季節にぴったり、旨味豊かな昆布だしを軸に、豆乳とキムチのコクをプラス。
家族や友人との鍋パーティーにもおすすめです。
材料(4人分)
-
昆布だし … 約 1 L(上記手順で作ったもの)
-
豆乳 … 400 mL
-
キムチ … 200 g(お好みで辛さ調整)
-
豚ばら薄切り肉 … 300 g
-
白菜 … 1/4株(ざく切り)
-
長ねぎ … 2本(斜め切り)
-
しいたけ … 4〜5枚(スライス)
-
にんじん … 1/2本(薄切り)
-
絹ごし豆腐 … 1丁(食べやすい大きさにカット)
-
ごま油 … 大さじ1
-
味噌 … 大さじ1〜2(キムチ/豆乳の味わいに応じて)
-
お好みで:春菊、しめじ、うどん/ラーメン用麺、チーズなど
作り方
-
鍋を中火で温め、ごま油を入れて豚肉を軽く炒めます(表面が白っぽくなるくらい)。
-
豚肉の色が変わったら、白菜・長ねぎ・にんじん・しいたけを加えてさっと炒め、昆布だしを注ぎ入れます。
-
煮立ってきたら火を弱め、キムチと豆乳を加えて混ぜます。ここで味噌も溶き入れ、味を整えます。
-
豆腐をそっと加え、5〜10分程度弱火で煮込みます。豆乳が分離しそうなら、火を弱めるか鍋の温度を少し下げましょう。
-
具材に火が通ったら、お好みで春菊やしめじを加え、最後にチーズをトッピングしても良いでしょう。うどんやラーメンを入れて〆にするのもおすすめです。
-
各自取り分けて、熱々をどうぞ。

おすすめポイント
-
昆布だしが持つ「植物性うま味(グルタミン酸)」が、豆乳とキムチの味をやさしく引き立て、深みのある鍋になります。
-
豆乳を使うことでマイルドな味わいになり、辛めのキムチでもバランスが取れます。
-
具材は定番のものを利用していますが、季節の野菜(大根・ごぼう・ねぎ坊主など)を加えても、昆布の出汁が素材をうまく包み込みます。
-
だしを取った後の昆布も活用可能です。刻んで佃煮風にしてご飯にのせたり、細切りにして鍋の具にしても良いですよ。

【常温】らうす切り昆布 たっぷり出汁が取れる特用80gタイプ!【冷凍・冷蔵と同梱可能】
850円(税込)















